本記事では、Flutterを使って実際のスマホアプリを開発してみようというシリーズものの第1弾になります。スキルアップのためにアプリ開発をしてみたい、という方の参考になればと思い、アプリ開発を始めるところから記事にすることにしました。
はじめに
いくつかFlutter導入記事を書いてきましたが、やはりアプリ開発を学ぶのに一番最適なのは実際に開発を行なってみることです。
技術書を使って学ぶのももちろん良いと思いますが、経験を積む意味でもアプリとして開発するのが良いと筆者は考えています。Webや技術書に載っているサンプルアプリをそのまま作ったとしても、自身のアイデアでは無いですし、課題に直面した際の解決方法がそのWebページや技術書頼りになってしまい、自身のスキルアップや課題を解決するためにはどう調べれば良いか、というのが身につきづらいです。
Flutterを選ぶ理由
今回はスマホとWebの両方に向けたアプリ開発を目標としたため、Flutterを選択しました。もちろんReact Nativeを使用しても問題ないと思いますが、本ブログの趣旨に合わせてFlutterを選択しました。
みなさんがアプリ開発を行う際は、下記記事を参考に自身の目標、スキルセットに合わせて選択してみてください。
参考:【初心者向け】Flutter と ReactNative どっちを選ぶべき?
アプリのアイデア
「いきなりアプリ開発するといってもアイデアが湧かない・・・」というケースで思い悩むことは無いでしょうか?その結果、勉強をやめてしまった、なんて方もいるのではないでしょうか?
小学生、中学生のころ、図工の授業で自由に描け!だったり、作文を自由に書け!なんて言われても困っていませんでしたか?
実際これと同じで、勉強したいと思っていてもアプリ開発まで辿り着けていない方が大半だと思います。今回は勉強のためにアプリ開発する際のおすすめアイデアを紹介します。
それは、「自分がよく使っているアプリの一部機能を真似してみる」です。なぜこれがおすすめかと言うと、「自分がよく使う」という点
- UIとして使いやすいアプリであり、UIの基本を学べる
- 不便なポイントが分かっており、それを解決するアイデアを考えられる
- 実際に作成してみると、そのアプリがどれだけ優れているかが理解できるようになる
注意:アプリをパクることを推奨するわけではありません。あくまでもプログラミングやアプリ開発の基礎を学ぶことを目的とします。
具体的に何を作るの?
じゃぁ、今回は具体的にどういったアプリを開発していくのかを考えました。
この記事を執筆している2022/2/17現在では、Wordleと呼ばれるアプリが流行っています(詳細は割愛しますが、5文字の英単語を推測するゲームアプリです)。今回は、このWordleをFlutterで実現してみることにします。ただ実現するだけでは面白く無いので、Wordleがクリアできない人向けのサポート機能を作ってみたいと思います。具体的には以下を考えています。
- 5文字の英単語一覧をDBで保持しておき、回答候補の英単語を表示できる機能
- 回答候補を絞り込むためには、どのアルファベットを使用するのが良いかを表示する機能
- 単純に絞り込める量を表示する程度を想定
- それ以上の機能となると、アルゴリズムをこだわり始める必要があり、今回のアプリをとりあえず作成してみるという目的から逸れてしまう可能性があるため
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