本記事は、【初心者向け】Flutter環境構築【導入編】の続き(補足)になります。
Flutterの環境構築の際、Xcode(iOS SDK)のインストールと初期設定が必要になります。
Xcode
Xcode未インストール状態であれば、次のようなエラーが表示されていると思います。表示された手順に従い、初期設定を進めます。
[✗] Xcode – develop for iOS and macOS
✗ Xcode installation is incomplete; a full installation is necessary for iOS development.
Download at: https://developer.apple.com/xcode/download/
Or install Xcode via the App Store.
Once installed, run:
sudo xcode-select –switch /Applications/Xcode.app/Contents/Developer
sudo xcodebuild -runFirstLaunch
Xcodeのダウンロードとインストール
大きく2つの方法があります。どちらもAppleIDが必要になるので作成しておきましょう。(公式ページ)
最近はSMS認証が必須となっているので注意しましょう。
① 公式ページよりダウンロードする
公式のダウンロードページ より、ダウンロードします。
おそらくxipという見かけない拡張子のファイルがダウンロードされますが気にせずそのままダウンロードしましょう。ダウンロードが完了したら、そのファイルを解凍してインストールするだけなので特に問題はないと思います。Finderでアプリケーションフォルダ内にXcodeのアプリが表示されていればOKです。
② AppStoreよりダウンロードする
MacのAppStoreよりダウンロードするだけです。AppStoreで”Xcode”と検索すれば出てくるはずです
Xcodeの初期設定
こちらもエラーの表示に従い、下記コマンドを実行します。
$ sudo xcode-select --switch /Applications/Xcode.app/Contents/Developer $ sudo xcodebuild -runFirstLaunch
1行目のほうは、Xcodeアプリをインストールしたパスを登録する必要があります。名前変更などを行なっていない場合は上記のままで問題ありませんが、複数バージョンのXcode共存を行うために名前を変えていたりする場合は注意してください。
cocoa pods
Xcodeの設定が終わっても、まだエラーが出ていると思います。
✗ CocoaPods not installed.
CocoaPods is used to retrieve the iOS and macOS platform side’s plugin code that responds to your plugin usage on the Dart side.
Without CocoaPods, plugins will not work on iOS or macOS.
For more info, see https://flutter.dev/platform-plugins
To install see https://guides.cocoapods.org/using/getting-started.html#installation for instructions.
ターミナルからダウンロード、インストールを行います。
cocoa pods公式 の説明に従い、以下のコマンドを実行するだけです。
$ sudo gem install cocoapods
設定完了!
以上でXcode関連の初期設定は完了です。
他のエラーが出た際は他の記事を参考にしてみてください。
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