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【IT業界】年休を取るコツ【ブラック企業】

なるべく1日1記事更新を意識しているのですが、体調不良のために休んでしまっていました。体調も良くなったので、今回はIT業界(に限った話ではないかもしれませんが)で、年休を取るためのコツをお話ししたいと思います。

年休とは?

年次有給休暇を略したものが年休です。これは、労働基準法で定められた権利であり、「給与を得ながら仕事を休むことができる権利」というイメージで差し支えないと思います。

年休取れない状況とは?

まず、年休は法律で定められた権利であり。本来は何も考えずに使用することができます。ただし、企業側にも時季変更権と呼ばれる権利が存在しており、「申請時期が事業に影響があると判断した場合は、申請時期の変更を要求できる」というようなものになっています。

よく読むと、年休申請を棄却するのではなく他の時期に与える、という記載となっており、年休を取る時期は違えど取得できる従業員の権利であることがわかります。

じゃぁ取得できない状況ってどういった状況なのでしょうか?

一番の理由は、「業務が忙しく、納期に間に合うかどうかがギリギリである」というものだと思います。確かに取れない状況かもしれませんが、もしあなたが今病気などで入院した場合どうなりますか?たぶん年休を取得することができるでしょう。つまり不可能なことはないのです。

年休を取りやすい状況を作るには

取得は不可能じゃない、なんて言われてもそれは理想論でしょ、と思われるかもしれません。それが理想論にならないように自分で年休を取りやすい環境を作れるように意識してみましょう。

担当プロジェクトのタスクを明確かつ小分けにする

SEやプログラマの方であればこのあたりは意識してできている方が多いかもしれません。プロジェクトにおけるタスクを小分け(細かくするのであれば最長でも1週間単位)にすることで、プロジェクトの作業一覧を把握でき、どれだけリソースが足りないのか、どれだけ残業が必要なのか、を見積もることができます。

タスクの担当者、進行状況を明確にする

前述したタスクを、今誰がやっているのかを明確にすることで、プロジェクト全体の作業状況を把握できるようになります。また、そのタスクで課題がおきていないか、進捗は計画通りか、といったこと記録に残すことでさらに状況を細かく把握できるようになります。

後継者を育成する

自分が出来ることは全部やる、という考えもたしかに大事なのです。しかし、ワークライフバランスを改善したり、自信が次のステップに移行したりするためには空き時間をうまく作っていく必要があります。この時重要なのが、後継者の育成です。

筆者はよく「自分の分身を作る」なんて例えをします。今の自分と全く同じ動きができる人がいればめちゃくちゃ助かると思いませんか?そんな人がいれば、何の心配もなく全部任せて自信は別の作業、ステップへ移行できますよね。少しずつでも良いので、自分のタスクを後継者に引き継ぐようにしてみましょう。いつか自身の分身ができていると思います。

作業を自動化する

後継者なんて居ないです… というような場合は、自身の作業を自動化することを意識してみてください。

  • 繰り返しやっている手間のかかるテストはありませんか?
  • リリース作業が手間だったりしませんか?
  • 社内の雑務に囚われていませんか?

上記のようなものはVBAやpythonなどを使って自動化することを意識してみましょう。筆者の実体験でいうと、先輩から引き継いだプロジェクトにおいて、アプリのリリースの際のチェックシートが存在していたのですが、このチェックに毎回時間がかかっていることがわかりました。これを改善するため、pythonでスクリプトを作成してチェックシートとほぼ同等のチェック処理を自動で実行できるようにしました。これは作業効率化だけではなく、後継者へプロジェクトを引き継ぐ際にも使えるため、非常な有効な手段だと思います。

最後に

今回は年休を取る状況を作るための基本を紹介しました。IT業界の方だと、チケット起動開発という形でこれらのプロジェクト管理方法をすでに学んでいる方も多いと思います。ただ、プロジェクトの管理という面ではIT業界に限らず用いることができるので、管理がうまくできていないと感じた方は1度プロジェクトの状況を明確化することを意識してみてはいかがでしょうか。

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